【回顧録】2014年サントリー1万人の第九に最年少・小1の娘と初参加したよ。


もうすっかり去年の話になっちゃいましたが、、、
毎年行われている「サントリー1万人の第九」に娘(小1)と初参加しました。
文字通り、1万人で、あの有名な、年末によく聴かれるベートーベンの交響曲第九番「喜びの歌」を歌うというイベントです。
指揮・監督は、あの佐渡裕先生。場所は大阪城ホール。アリーナも座席も、合唱団で埋まります。

サントリー一万人の第九

ブログも書かないでおこうかなぁ~、めんどくさいな~と思っていたんだけど、そろそろ2015年の申し込みが始まる!ということで、今年はどうしようかなぁ~なんて悩みついでに、思い出してみることにしました。

まずは、申込・・・

1万人のフロイデ倶楽部に登録し、レッスンを受けたい会場・曜日を選びます。団体で登録ができるので、お友達と一緒でもOK!
申し込みの時に、パートも選びます。
ソプラノパートの方が華やかだし、歌いやすいかなぁ~と思ったけれど、子どもの声のことを考えて、アルトにしました。
うちも、私と娘でグループにして申し込みました。それがだいたい6月。
で、7月に抽選が行われます!! そして、7月中ごろに、サイトで抽選結果が見れるようになります。ドキドキ☆

どれぐらい狭き門なのかというと、これ、非公式発表ですが、佐渡監督の練習のときに聞いた話だとだいたい3000人ぐらい外れるそうです。1万人の中には、招待されて加わる方も結構いるので、競争率1.3倍ぐらいでしょうか?
ただ、地域差もあるらしく、今回から東京でも1200人募集が始まったのですが、そちらの倍率はもっと高かったようです。
男性パートは不足気味らしく、グループ申し込みするときに男性が入っていると落ちたことはないという話も聞きました。
ちなみに無料ではなく、大人7000円子ども3000円ぐらいの費用が掛かります。

そうそう、最年少は小1なので、うちの子も最年少だったわけですが、小学生は230人ぐらい、最高齢は95歳だったそうです!

毎週、練習練習、、、12回 え?休むと?!

8月終わりから、練習が始まります。初参加の場合は、全12回。12月の頭が本番なので、毎週毎週練習です。
これ、結構きつかった~。
平日夜のクラスもあるんだけど、子どもが小さいので、日曜の昼間にしました。
んじゃ、運動会だの、発表会だの…。

実は本番に出るためには、こんなルールがあるんです。
「練習は2回欠席まで。遅刻2回で、欠席1回とみなす。佐渡レン、リハの欠席はダメ!!」
こんなしばり、大学以来です(笑
で、出席10回をクリアすると、本番の座席券が頂けます。
サントリー一万人の第九 チケット

このあたりから、なんか、実感がわいてきたかな~。

水色のが出席カードで、これにハンコが押されていきます。
練習は、ストレッチから始まり、発声練習、発音練習(ドイツ語ですからね!)、実際に少しずつ歌ってみる…とわかりやすかったです。
暗譜が一番つらかったかな。
子どもたちは、楽譜も見ず、周りの大人を見ながら、覚えていってました。
子どもの方が覚えがよかったりして^^;

いよいよ本番に近づいてきた。お?ゲストがいるらしい!!

本番では、第九以外に、2つ曲を歌いました。
で、それはゲストと一緒に歌うんだけど、2014年のゲストは、なんと、May.Jさん!!
すっごい当たり年だったと思う~!
毎週の練習にだいぶ飽き飽きしてた娘は、May.Jさんがゲストと聞いて、やる気アップ!! テンションアップ!!
サントリー一万人の第九 楽譜
もちろん、曲は「レット イット ゴー」。あと、「believe」。
本番もほんとよかったです^^

で、衣装はどうしよう?

女性パートは上は白の長そで、下は黒のロングという決まりがありました。
なので、本番近くになって、よし、これは出れるぞ!となったときに、私は黒のロングスカートを購入。
子どもは、黒のロングスカート、探してもなかなか売ってなくて、、、
大人のひざ下丈の黒スカートをウエストしばって、はかせようかと思ってたんだけど、何度か出たことあるお子さんに聞いてみると、別に、ロングじゃなくてもよいとのこと。
ということで、ちょうどユニクロに売っていた黒のシンプルなスカートをはかせました。あと、黒のひざ上ソックス。
ちなみに、大阪城ホールの座席のところに立って歌うので、席によっては、足元や下は、目立たない人の方が多いです。なので、大人の女性でも、ひざ下ぐらいの丈のスカートの方も結構いました。

合同練習、通称「佐渡レン」

11月の終わりに、複数クラスが集まって、総勢1500人ぐらいでレッスンがありました。そのときの指導は、なんと、佐渡先生御自ら!通称「佐渡レン」です。
これがすっごくおもしろかった!
佐渡先生、毎週日曜の朝の題名のない音楽会にも出てらっしゃいますが、関西弁のしゃべり、おもしろいんですよね。
もうほんと、あのまんまって感じ。
もちろん、歌の方の指導も、ビシバシ。
ますます本番に向けて気合が入ります。

本番前日、大阪城ホールでリハーサル

本番前日の夕方、大阪城ホールで、リハーサルがあります。
これが結構子連れには辛かったー!
終わるのが7時過ぎで、家に帰ったら8時過ぎで、ごはん食べてお風呂入って次の日は6時起きだから…
内容としては、ほんと、リハーサルです。
ここで、プログラムをゲット。確か、3000円ぐらいしたんだけど、まぁ、記念だし、、、ということで購入。全クラスの集合写真や全員の名前、各クラスの練習風景など載っていて、後で見るにはいいなぁと思いました。
サントリー一万人の第九 プログラム

いよいよ本番当日!!

いよいよ本番当日!
朝9時前集合…。早い…。
しかも、一度中に入ると、夜の本番が終わるまで外には出れないので、飲み物やお菓子など、いーっぱい持参。。
温かい飲み物は中では売ってなかったので、水筒持っていって正解でした。お菓子も売ってなかったかな。
唐揚げとか売ってるような売店はあったけど。
あと、事前にお弁当を申し込んでいる方はそれを昼食にされていました。

会場に入ると、まず行われたのが、席詰め。空いている箇所がないように、ざざーっと一斉に移動します。
で、これが終われば、もうそこの席に確定。
その後、発声練習をして、ゲネプロ(本番直前通し練習)があって、いよいよ本番。
結構待ち時間は長かったので、子どもたちは、DSなど、ゲームか本か必須ですね!
あ、あと、自分の荷物・コートなどは自分の足元に置くので、ゴミ袋的なものがあれば便利です。特大の買い物袋とか。

サントリー一万人の第九 本番会場

で、4時ごろからいよいよ本番。
前日遅かったのに、朝早いし、待ちくたびれてるし、第1楽章から第3楽章までは座って聞いてるだけだし、、、結構寝てる人多かったですw うちの子も口開けて寝てたので、大丈夫かいな、、、と心配でしたが。。
合唱に入る直前に、ライトが急に明るくなり、一斉に立ちます。
ゲネプロの時、隣のおばさまが急にみんなが立ったのでびっくりされて、こっちに倒れてこられました…。結構危険。
本番で歌う間なんて、一瞬ですね!20分ぐらいはあるんだけど、それまでの練習に比べたら、一瞬と感じるぐらい、短かった。けど、最後の感動はやっぱり、いいものですね。
娘も退屈したり、練習の途中で飽きたりいろいろあったけど、やっぱり達成感はあったみたい。
同い年のお友達もできたしね!

ということで、今年はどうしようか、悩んでるわけです(笑


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